当院では多くの眼瞼下垂相談の方がご来院されます。眼瞼下垂の原因はさまざまですが、コンタクトレンズが原因のひとつであると言われています。
以前は、コンタクトレンズは眼瞼下垂の原因にはならないと言われた時期がありましたが、最近では否定する先生も少なくなってきました。また、ハードコンタクトレンズではなりやすくてソフトでは眼瞼下垂になりにくいと言われていますが、私の印象としては差がないように思います。
コンタクトレンズを出し入れする際に、上眼瞼を引っ張ったり、上眼瞼をこすったりすることが、眼瞼下垂の原因だと考えるからです。
まぶたを上げる眼瞼挙筋と瞼板と呼ばれるまぶたの組織のつなぎ目が、上眼瞼を引っ張ったり、擦ったりすることで、延びてしまうことが、コンタクトレンズによる眼瞼下垂の特徴と私は考えています。
ソフトコンタクトでもハードコンタクトでも、出し入れする時に強く引っ張る人の場合、眼瞼下垂が強くでる傾向があります。
コンタクトをしていなくても、たとえばアトピーやひどい花粉症で、まぶたをこする癖がある人は、眼瞼下垂になることがあります。
ですから、右利きの人で右のまぶたを無意識に強く引っ張ったり、強くこすると、右の眼瞼下垂が強くなります。日常の診療で右の眼瞼下垂が多いのですが、右利きの人が多いことが原因ではないかと想像しています。













